AURA


あまりに休みがないので、午前中を利用して映画見てきた。
(土日だからといって休みではないし)


AURA〜魔竜院光牙最後の闘い〜
田中ロミオ原作のラノベの映画化。
原作が好きだったので。


楽しい部分が結構カットされてるなーという感想。
ニコ生やパンフの監督インタビューを見ると、
主人公とヒロインの関係を中心にして、
スクールカーストの痛みを抽出したらしい。


今の視聴者は痛みを与えると途中で見なくなっちゃうけど(地上波のアニメとかだと)
劇場アニメだと途中で席を立ちにくいから、抑圧から解放されるところの爽快感まで
見せることができるという言葉が印象的だった。


分かる。実際、今のライトユーザー相手のものって、病的なまでにストレスフリーに
せざるを得なくて、話から起伏さえなくなってしまうという苦しみが。
時代が急ぎすぎてるのかなぁ。手軽な快じゃないと、逃げてしまうってのは。


そういう意味じゃ、終わりのシーンまで逃げられない劇場アニメって、
しっかりしたお話を見せるのには適しているのだろうね。憧れる。


映画の評価としては、最初から80分で作る前提だったとはいえ、
もうちょっと尺がほしかったなぁと。
聞きたかったセリフがカットされていて少し残念。
ただ「神殿」が思った以上に大規模で驚いた。
絵はとても良かった。



劇場アニメ『AURA〜魔竜院光牙最後の闘い〜』公式サイト
http://www.maql.co.jp/special/aura/