前々から見たかった洋画「ドニー・ダーコ」を、先輩が登録しているDISCASで借りて見ましたですよ。


ちなみにこんな話ですが……


1988年10月2日午前0時。
郊外の町に暮らす高校生ドニー・ダーコ(夢遊病者)は、謎の声に導かれるように外に出ると、そこには銀色のウサギが立っていた。
ウサギは告げる。
「世界の終末まであと28日と6時間42分12秒」
そしてその時、彼の家に向かって飛行機のエンジンが落下してきた。その時から彼の周囲で奇妙な事件が起き始める……。


むう………いろいろと判断に困る映画でした(笑)
でも多分、俺好みの映画なんだろうな、とも思う。
世界の終わりとは自分の世界の終わり。
天動説でも地動説でもない「人動説」。


終わる世界。しかし映画を見ている人は、1988年に世界が滅びないことを知っている。
終わるのは彼の世界。
彼を形作る彼の周囲の世界。
そして彼はそれを護るために自己を犠牲にする。
誰にも気づかれることのない地味な救世主の死。
しかしその救済は、結局、自分の望む世界の救済でしかないのじゃないだろうか。


この映画は胡蝶の夢なのか。
「生きているのか、死んでいるのか」(←映画のキャッチコピーね)


図ったように現れるタイムとラベルのためのキーワード。
現実的でない出来事、そして挿入歌に至るまで、すべてが彼の中で完結していることも、これが今際の夢である可能性を示唆しているようで悲しい。
もちろん現実である可能性も捨てきれないのだけれど。

 と、よくわからないことを筆の進むままにつらつらと並べ立ててみました


で、結論。面白かった。きっとなんども見直すだろう。
でもね。
でも、予告見て予想していたものとは全然違ったのよ。
特に銀色のウサギ。




着ぐるみはヤメロ。





多分俺が予告だけの内容からにそれっぽいのを考えると、ラストシーンの「何でこんなことになったんだーっ」って主人公が叫び、原因を追究するように過去へとさかのぼっていく話しを作るだろうと思う。ほんと、どうでもいいような分岐点に。
あ、そういや作ろうと思っていたTRPGのルールもそんなんだったな。
爆弾処理(BACKDOWN SHOW ME!)。
戻って下がって私を見て! 
そんなタイトル。