読了 『邪眼』


今日の読了。

『邪眼(著:藤原京 集英社スーパーファンタジー文庫1995年刊)』


不可視の悪魔を「見る」力を与える悪魔ヴォラクを召喚した大学生が、その能力をかわれ、悪魔絡みの事件を扱う素性不明の国家公務員(自称)たちとともに、悪魔に呪われてカエルに変化させられようとしている会社社長の命を救うという依頼を受け、同じく悪魔を召喚する敵チームと戦う、という話。


エンターテイメントでしたわー。
読み終わった後に、何も残らん。
つまらなくはないけど、設定の格好良さでぐいぐい押していく感じ。キャラも厭世的だし。
ペイモンは可愛かったけど、主人公キャラにもうちょっとアクとか魅力が欲しかったなぁ。雰囲気変わっちゃうけど。
だけどこういう世界観で押せる話はいいね。
ジャンル的にも、いずれ書いてみたいと思うし。


なんて感じで、この本のことを調べてみたら、これはシリーズの一作目で、ジャンルはミステリーなんだとか。
マジでか。そう聞くと続きが読みたくなるね。