シノビガミでクトゥルフ


定例のトリトリオフィスTRPG会。
今回はいつもと違って土曜日開催です。


人数はいつもよりやや少なかったものの、まずは2卓でクトゥルフ
1940年代アメリカという、今まで現代で遊んでいたものとは少し違ったテイストで
フリーメイソン所属のアダム・ミカエリアスという顔だけの(APP17)WASP(ワスプ。ホワイト、アングロサクソンプロテスタント)のナンパキャラで参戦してきました。
シナリオは黒い森と呼ばれる深い森の中で行方不明になったジェームズを探すというもの。
しかしこの黒い森、どうやらニャル様の遊び場になっているようで……。


最終的にニャルと対決していたミスカトニック大学の教授がクトゥグアを召還して森を燃やすその日に、運悪く森に入り込んだ探索者という立ち位置になっていました。
成果としては、PC1名、NPC2名死亡、車一台放棄。
……応急手当が成功しなかったんや。精神分析を持つPCが全員、狂気に陥ってたりな。


なお、隣の卓は全員生還だったらしいです。
……ダイス運だよね、こういうのは。
ともあれ、自キャラは無事に生還です(しばらく精神病院に入院しましたが)。




で、早く終わったので、続けて2本目へ。
2本目はシノビガミという、ニンジャになるTRPG。
ワテクシは桃尻菊之進(源氏名シンディ)というゲイバー勤務の41歳、ダイナマイト使いのハグレモノ忍者をやってきました。オリジナル奥義はダイナマイトをケツに突っ込む「肛門爆破」。さあ、ひさしぶりのホモキャラだぞ(ワクワク)


事件は、とある小国が日本の出島にミサイルを撃ち込もうとしているのを阻止せよというもの。これが表の使命。
しかしワテクシに与えられた裏の使命は「実は米国のスパイで、ミサイル発射を支援する役割を持つ」という裏切り任務。
結果、もう一人いた裏切り者やラスボスと共闘することになり、ミサイルの上で味方PCたちとガチバトル。
戦闘は最初に脱落ということになってしまったものの、ミサイルは無事に(?)出島に着弾しました。 


シノビガミは表と裏の使命・秘密が必ず存在するから、つねに疑心暗鬼になって面白い。


これも早く終わったので、途中合流の尾崎真美さんを加えて、3本目。


次のシナリオはシノビガミクトゥルフ
忍法「時渡り」で1920年代のインスマスにやってきたものの記憶喪失となってしまった桃尻菊之進をやることになりました。
記憶がないことをいいことに、一転、真面目なおじさまに変貌する菊之進(イメージはスティーブン・セガール)。
記憶の手がかりは「シンディ」と書かれたピンク色の名刺と自分が魚人に変化していくという奇妙な夢だけだった。


そんなわけで、シンディという女の名前を持つおじさんをプレイ。
しかし裏の秘密が「あなたはいつでも妖魔化できます」って……。
なるほど、深きものに変われるわけね。うん、クトゥルフだわー。


プレイは、もらってはいけない情報をもらったせいで、ダゴンに魂を乗っ取られる条件を満たしてしまい、またしてもみんなを裏切ってしまう状況に。


ダゴンの魂を持つキャラとして、海に向かって呪文をガチ唱えしておりました。

ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるふ るるいえ うが=なぐる ふたぐん!


しかしシナリオは、友人(それは俺のことでした)を探していたという秘密を持ったPCと、ダゴン密教団の一員でありながら、介護している間に俺に惚れてしまったという秘密を持つPCの呼びかけもあって、一転、復活したダゴンに俺がダイナマイトでとどめを刺すという大逆転に。

俺より先にダゴンが死ぬと、ダゴンの魂が俺の体を乗っ取ってしまうという状況ながら、愛と友情によってそれすら阻止され、いい話で終わりました。


まあ、記憶戻ったら、愛と友情は逆転すんだけどな。ホモだから。