キング・アーサー


で、昨日の続きなんですが(単に日付が変わっただけ)。
長らく借りっぱなしだったDVDのうち一本を見終わりました。

今回見たのはキング・アーサー

俺にしては珍しく洋画です。


てわけで感想。


てっきり聖杯探索あたりをメインにしたアーサー王伝説をやるのかと思っていたら、そのアーサー王伝説のもとになったローマの騎士アルトリウスの物語でした。まぁ、エクスカリバーも、ランスロットとかガウェイン、ボーズ、ガラハッドら円卓の騎士も、王妃グイネヴィアも魔術師マーリンとかもちゃんと出てくるし、キャメロットを多少なりとも知っていればニヤリとはできる出来になっていましたね。ランスロットとグイネヴィアが視線を交わすあたりなんかは特に余計な邪推を……(笑)


内容はドルイド僧マーリン率いるウォード(っつーか、ラストシーンのストーンヘッジ見る限り、ケルト人なんですが。えーと、ピクト人だね)との戦い続けている現地の部隊長アーサーは、母国ローマの司祭の命令で、ようやく明日に兵役から解放を控えていた部下の騎士たちと共に司祭家族の救出指令を受ける。しかしその領域に侵攻中のサクソン人の軍隊があった。当然、部下たちは退役の約束を違えた上に「死ね」と同義の命令を出すローマを批判し、アーサーにもあたるが、結局アーサー個人に仕えることを決め、北へと向かう。また共通の敵の存在にウォードも、ケルト人の母を持つアーサーを司令官に迎えることを決め、共にサクソン人との決戦に挑む。この戦いに勝利したアーサーはケルト人の女グイネヴィアを妻に迎え、ブリテンの王となった――という筋。


ある程度、予備知識ある求められるとはいえ、結構、よくできてたねぇ。

当時の歴史なんかはこのあたり見るとわかりやすいかも。